横浜国立大学都市科学部は、2017年、本学にとって50年ぶりとなる新学部として誕生しました。都市社会共生学科、建築学科、都市基盤学科、環境リスク共生学科という文理にまたがる4つの学科を擁し、人文社会科学と理工学の知を横断しながら、複雑化する都市の課題に向き合っています。さらに、異なる専門知を持ち寄り、ともに問いを立て、新たな知や価値を生み出す「文理共創」の取り組みを進めています。
都市は、多様な人びとが出会い、暮らし、学び、働く場です。年齢、国籍、ジェンダー、文化的背景、障害の有無、社会経済的状況など、人びとの多様性は、都市の豊かさや創造性の源です。一方で、都市の制度や空間、社会の仕組みが、すべての人に等しく開かれているとは限りません。
だからこそ今、私たちは「多様性(ダイバーシティ)」とは何かを改めて問い直す必要があります。異なる立場や経験をもつ人びとの声、とりわけ、これまで十分に聞かれてこなかった声や、見えにくかった経験に目を向けることも重要です。
本シンポジウム「都市と<ダイバーシティ>の現在地」では、多様な専門領域と視点を交差させ、対話を通して都市の現在地を捉え直します。文理共創の視点から、誰もが尊重され、ともに生きることのできる都市のあり方と、その未来を考えます。
横浜国立大学 都市科学部長 藤掛 洋子
「「聞こえない声」を聴く――
対話と問い直しから生まれる複眼的思考とフェミニスト・エスノグラフィーの可能性」
「誰のためのモビリティかー移動のジェンダーギャップから考える」
「多様性の包摂による創造的災害復興の可能性」
「ケアを担い、居場所をつくる――インドネシア人移住介護労働者の日本での経験」
※ 報告題目は変更となる可能性があります
横浜国立大学都市科学部
第1部 横浜国立大学 経済学部講義棟2号館111教室
第2部 横浜国立大学 経済学部講義棟2号館1階ロビー
第3部 横浜国立大学 生協第一食堂