メッセージ

50年ぶりの新学部、都市科学部が発足しました。


都市科学部長 佐土原 聡

 2017年 4月、横浜国立大学にとって 50年ぶりとなる新学部、都市科学部が発足しました。都市はさまざまな価値やイノベーションを生み出す舞台である一方、災害リスクや社会的な摩擦の増大をはじめ多くの課題を抱えています。そして 2050年には世界人口の 6割以上が都市に集中すると予測されており、都市のあり方が人類の未来を左右すると言っても過言ではありません。

 このような都市について体系的な知識を身につけ、実践的な学びを行って、これからのよりよい都市づくり、都市社会構築を目指しているのが都市科学部です。そのために次の 4学科で構成されています。都市の主体である人に着目し、都市や都市社会のあり方について人文社会科学の視点から学ぶ都市社会共生学科、都市に暮し活動する人のための空間、ひいては人のつながりであるコミュニティや人々の生活像をデザインする建築学科、多岐にわたる都市の活動を支え、安全を確保する基盤施設をデザインしマネジメントする都市基盤学科、それらを取り巻く自然環境と社会環境、および持続可能な都市づくりについて学ぶ環境リスク共生学科の 4学科です。

 各学科でそれぞれ、都市のあり方と関連付けながら幅広く学ぶとともに、都市をフィールドとして相互の関連や連携をもって学びます。また、これからの都市づくり、都市社会構築に共通に必要な知識を「グローバル・ローカル」、「リスク共生」、「イノベーション」という 3つのキーワードで整理し、その考え方から具体例まで学びます。

 今、私たちは人類始まって以来、狩猟、農耕、工業、情報社会に続く、全く新しい 5番目の社会、Society5.0と呼ばれる社会を迎えようとしています。この社会では、都市の重要性はますます高まっていきます。これからの都市のあり方を、都市とそれを取り巻く自然環境豊かな地域との関係も含めて幅広く学び、人類の未来を担うみなさんが、この都市科学部から世界に飛躍していくことを期待しています。

都市科学部長 佐土原 聡


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