都市基盤学科
特色ある学び・プログラム
- 土木工学の基礎学理を踏まえた教育
社会の要請する水準に即すると共に、授業評価アンケートをはじめとする教育点検・改善活動を実施し、学生の満足度が高い、学びやすい教育を展開します。 - 理論と実務の架け橋を行う教育
実務経験を有する教員を専任教員および非常勤講師に配置し、理論と実務の架け橋を図り、実践的な教育を行います。 - キャリア体験による教育
企業見学、建設現場見学、フィールド実習、インターンシップ、卒業研究などを通したキャリア体験による教育を行います。 - 現地見学会
国内、海外の建設現場、都市、歴史的構造物などの見学会を 1年に 15回以上開催します。見学会では、都市の生活・経済を支える基盤施設(インフラストラクチャー)の空間・時間的スケールの大きさを肌で感じ、それらがどのように計画・構築・維持・運用されているかを学ぶことができます。
特色ある施設
- 風洞実験施設
風の流れは複雑で、物体の周りに渦ができるため、振動を予測することは簡単ではありません。風洞実験施設ではさまざまな風を作り出すことができ、最高で毎秒30mの強い風を作り出せます。これまでに、世界最大の明石海峡大橋や横浜港に架かるベイブリッジなどの風洞実験もこの施設を使って行われました。
学びのプロセス
エンジニア・プランナーの素養としての力学や数学、情報リテラシーといった基礎領域の知識とともに、土木工学を軸とする専門知識・技術を習得し、演習やインターンシップ、卒業研究を通じて実践的な応用力を身につけます。土木計画学、コンクリート工学などの分野を中心に、多彩な領域で研究しています。
学びの領域
橋梁工学/構造工学/振動力学/耐風工学/鋼構造/構造ヘルスモニタリング/海岸工学/水工学/沿岸環境工学/水環境工学/環境水理学/地盤工学/地震工学/地盤環境工学/地盤改良/基礎・土構造/応用力学/防災工学/都市交通計画/都市計画・まちづくり/交通工学/交通マネジメント/高度交通システム/コンクリート工学/構造解析/複合材料/維持管理工学
科目例
科目 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 |
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基礎演習科目 | 都市基盤応用数学I・II | |||
リテラシー科目 | シミュレーションのための情報リテラシーI・II | |||
学部共通科目 (基幹知科目) |
都市科学A(グローバル・ローカル)・B(リスク共生)・C(イノベーション)/都市基盤構造力学/都市基盤計画論/都市生態学/地域連携と都市再生A・B | 都市基盤材料複合力学/都市基盤水理学/都市基盤土質力学/都市環境リスク共生論A/社会リスク学A/GISによる地域解析概論 | グローバルビジネスとイノベーションA | |
専門基礎科目 | 解析学I・II/図学I・II/線形代数学I・II/物理学IA・IB/微分方程式I | 微分方程式II/確率・統計/関数論/土木史と文明I・II | 応用数学/計測/地域経済政策 | |
専門コア科目 | 構造力学II | 建設材料とリサイクルI・II/構造力学III・IV/構造力学演習/鉄筋コンクリート構造/地震防災都市論I・II/土質力学II・III・IV/水理学II・III・IV/測量学/測量学実習I・II/都市基盤解析論/都市計画と交通/都市景観設計I・II/都市水害防災I・II/気象災害リスクI・II | 海外インターンシップ/学外インターンシップ/河川工学/環境アセスメント/環境水理学I・II/海岸防災工学I・II/建設の国際プロジェクト・マネジメントI・II/合意形成論/公共交通工学/交通工学理論/国際基盤工学実習/コンクリート工学演習/地盤リスク工学I・II/構造動力学I・II/水理学演習/都市環境実験・演習A・B/都市基盤計画演習/都市下水工学/都市交通計画/都市上水工学/土質力学演習/都市と地盤環境I・II/途上国における都市づくりI・II/メインテナンス工学I・II | 構造リスク設計論I・II/国際連携科目(海外拠点)/都市環境設計製図I・II/卒業研究A・B |
専門関連科目 | 都市基盤英語A・B/公共施設の計画A・B/環境・エネルギーシステム論I・II | 都市計画とまちづくりI・II/国際開発学講義 |