教育
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環境リスク共生学科

特色ある学び・プログラム

  • リスク共生の体系的カリキュラム
    「リスク共生の原理」「リスクの評価・分析」「実践力となるリスクマネジメント・コミュニケーション」までを体系的に学びます。リスク共生学を体系的に学べるのは全国で本学科だけです。
  • 多様な実践的演習科目群
    多様な社会実装手段を学ぶことを目標として、合意形成などの社会科学、GISなどの空間解析に加え、フィールドワークも取り入れた文理融合の視点に基づく実践的演習科目群を配置しています。

特色ある施設

  • 環境情報研究院附属臨海環境センター
    相模湾の沿岸環境と海洋生物、北伊豆・箱根・丹沢地域の自然環境を対象とする教育・研究の基地として相模湾西部の真鶴に立地しています。学部・大学院の実習や卒業・修了研究などに利用されるとともに、JAMSTECや水産総合研究センターなどの研究機関や他大学との 連携研究に利用されています。21世紀COE「生物・生態リスクマネジメント(H14年度採択)」とグローバルCOE「アジア視点の国際生態リスクマネジメント(H19年度採択)」でも沿岸域環境の解析と保全に関する研究を行いました。
  • リスク共生社会創造センター
    21世紀社会におけるリスク対応の在り方を研究し、対応策の社会実装(規制・基準・ガイドの具体的な提案、実用化技術・システムの提案・提供、安全・安心を含むリスク教育、その他、社会にリスク共生 社会を実現するための活動)に寄与することを目的として、2015年 10月に設立された本学の全学センターです。学科教員の多くが本センターに関わり、リスク研究の専門家同士の議論から新たに生み出された「リスク共生社会創造学」が本学科のカリキュラム・ポリシーにも深く反映されています。 学びのプロセス

学びのプロセス

自然環境・社会環境に跨がる人間と自然の環境システムに関する俯瞰的な理解のもとで、複合化する現代のリスクのメカニズムと分析手法、マネジメントを学び、リスクと上手に付き合う「リスク共生」のアプローチを身につけます。

学びの領域

自然生態系領域:多様性生態学/生態系評価学/土壌生態学/植物生態学/植物分子生理学/古生態学/地質学と地球システム科学/地球ダイナミクス/生物海洋学/水域生態学/気象学・気候学/プランクトン生態工学/社会生態情報
都市社会領域:環境安全化学/都市・地域経済/社会老年学/グローバル・ローカル経営学/ヒトエコ(人新世のエコロジー)/都市防災計画/公共政策・実証経済学/リスク心理学/環境・防災教育

科目例

科目 1年次 2年次 3年次 4年次
基礎演習科目 環境共生フィールド演習/環境リスク情報処理/環境を扱う実務とキャリアプランニングⅠ      
学部共通科目
(基幹知科目)
都市科学A(グローバル•ローカル)•B(リスク共生)•C(イノベーション)/都市生態学 地域連携と都市再生A•B /都市環境リスク共生論A /社会調査法 A•B / GISによる地域解析概論/都市リスクの空間分析とマネジメントA /都市基盤計画論
専門基礎科目 自然環境リスク共生概論A(地球と環境)/自然環境リスク共生概論B(生物と環境)/社会環境リスク共生概論(都市環境)/リスク共生社会基礎論/線形代数学Ⅰ•Ⅱ/確率•統計/図学Ⅰ•Ⅱ/地球科学実験/化学実験/物理実験/ミクロ経済学入門/マクロ経済学入門/環境を扱う実務とキャリアプランニングⅡ 環境リスク共生ワークショップ  
専門科目 環境リスクコア   都市リスクの空間分析とマネジメントB /組織マネジメントとリスクⅠ•Ⅱ/環境汚染の科学Ⅰ•Ⅱ/生態系設計学/生態毒性学Ⅰ• Ⅱ/海洋システム論Ⅰ
自然系コア   里地と山地の生態学Ⅰ•Ⅱ/地球物質循環論/生態学遠隔地フィールドワーク/海洋学フィールドワーク/古生物学Ⅰ•Ⅱ/植物生理学Ⅰ•Ⅱ/地質学遠隔地フィールドワーク/地球ダイナミクス/地球システム論Ⅰ/生態系と物質循環Ⅰ/個体群生態学•進化生態学概論Ⅰ
社会系コア   都市•地域経済学Ⅰ•Ⅱ/環境政策/グローバルビジネスとイノベーションB /環境法Ⅰ•Ⅱ/都市環境浄化工学Ⅰ•Ⅱ/政策科学とデータ分析Ⅰ•Ⅱ
専門関連科目   地域環境マネジメント論/都市計画と交通/気象災害リスクⅠ• Ⅱ/資源循環•廃棄物学Ⅰ•Ⅱ/計量経済学
その他   環境リスク共生演習A〜D 環境リスク共生演習E〜F/環境リスク共生ゼミI 環境リスク共生ゼミII・III/卒業研究A・B

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