教育
Education

建築学科

特色ある学び・プログラム

  • 建築学概論・演習
    1年次教育として、建築学の全分野の概説を受講するとともに、具体的な研究分野を選択して演習に参加し、その専門性を実体験することにより、建築学の多様性と奥深さを学びます。
  • デザインスタジオI 〜III
    2・3年生の全員に個別作業スペースを用意し、学内教員および外部の著名な建築家による多面的な指導により、建築設計に対する素養から思考展開力・表現力の習得まで達成します。

特色ある施設

  • Archi-Media Studio
    建築材料・環境実験棟にオープンした「ものづくり工房」です。1階は3Dプリンター、レーザーカッター、大型CNCルーター等の工作機器を備えた機械作業スペース、2階は共同研究スペースとなっています。建築学科のものづくり教育だけでなく、例えば、ブラジルの著名建築家「オスカー・ニューマイヤー展」の展示品製作、理工学部機械工学EPのフォーミュラ-カー製作、保土ヶ谷区との共同プロジェクトにも活用されました。
  • 建築学棟が生きた教材
    平成20年度の建築学棟の耐震改修に併せて、壁面緑化や膜構造モデルを設置しました。以降、エネルギーを取り巻く様々な物理量を「見える化」して分析し、建物自体を生きた教材・研究資源として活用しています。

学びのプロセス

専門分野は「建築への導入」期(1年次)、「建築への素養」期(2年次から3年次前半)、「建築の探求」期( 3年次後半から 4年次前半)の 3つのステップにより学習を深化し、その集大成として 4年次に卒業研究(卒業論文または卒業設計)に取り組みます。あわせて都市科学部の文理融合の特色を活かして、1年次の全学教育科目をはじめ、4年次まで多様な科目(学部共通科目(基幹知科目))を学ぶ機会を設けています。

学びの領域

建築学の多彩な研究領域を、4つの分野構成で捉えています。すなわち、建築理論分野(建築史建築芸術/建築計画)・都市環境分野(都市計画/建築環境工学/都市環境管理計画)・構造工学分野(建築材料構法/ストック活用/木質構造/大空間構造/鋼構造/鉄筋コンクリート構造)・建築デザイン分野(建築設計/意匠)の 4分野が、課題や研究対象に応じて柔軟に連携して教育・研究・実践を展開しています。

科目例

科目 1年次 2年次 3年次 4年次
基礎演習科目 建築学概論・演習      
学部共通科目
(基幹知科目)
都市科学A(グローバル・ローカル)・B(リスク共生)・C(イノベーション) ジェンダーと共生(開発)・(文化)/居住空間の計画I・II/都市環境リスク共生論A/社会デザイン・フューチャーセッション/GISによる地域解析概論 グローバルビジネスとイノベーションA/建築と都市のメディア・デザインI・II  
専門基礎科目 図学I・II/解析学I・II/線形代数学I・II/微分方程式Ⅰ/物理学ⅠA・ⅠB 関数論/微分方程式Ⅱ/確率・統計    
専門コア科目
(建築理論系)
  西洋建築史I・II/日本建築史I・II/建築史演習/人間生活と建築計画I・II 近代建築史A・B/公共施設の計画A・B  
専門コア科目
(構造工学系)
建築構造解析I・演習/建築構法I・II 建築構造計画と構造デザインI・II/建築構造解析II・演習 建築材料/建築材料・構造実験/建築生産I・II  
専門コア科目
(都市環境系)
  建築環境計画I・II/都市と都市計画I・II/都市環境リスク共生論B 都市環境設備計画I・II/設備計画Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ/建築法規I・II  
専門コア科目
(建築デザイン系)
絵画・彫塑・基礎デザインI・II/身体と空間のデザイン ランドスケープ論 建築コンピュータデザイン  
専門コア科目(その他)   デザインスタジオI・II/フィールドワーク論・演習I・II/建築・都市環境工学演習 デザインスタジオⅢ/建築デザインスタジオI/建築理論演習/建築構造・構法設計演習/地域環境計画演習/建築生産I・II/建築インターンシップ 建築デザインスタジオII/建築デザイン論/建築構造解析Ⅲ・演習 /建築ゼミA・B/卒業研究A・B
専門関連科目     建築プレゼンテーション/建築実践英語A・B/空間文化論講義  

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