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古生態学研究室

キーワード古生態、進化、絶滅、アンモナイト、地質学
担当教員 和仁 良二 教授
URL https://researchmap.jp/read0142063
hhttps://er-web.ynu.ac.jp/html/WANI_Ryoji/ja.html

絶滅生物の古生態と地球環境変動

現在の地球には数百万種ともいわれる多様な生物が生息しています。このように多様な生物は、どのようにして地球上に誕生し、どのように進化してきたのでしょうか。私は、過去の地球環境変動がそのとき生息していた生物にどのような影響を及ぼしてきたのか、ということを明らかにするため、過去の生物の直接的な証拠である化石の研究を進めています。研究の材料としておもに用いているのは、”アンモナイト“と呼ばれる化石です。対数らせんに巻いた殻をもち、今から約6600万年前に絶滅してしまった軟体動物の頭足類に分類される生物で、現在のイカやタコの仲間です。

アンモナイトとほとんど同じ殻構造をもち、現在生きている頭足類の仲間として、“オウムガイ”という生物がいます。アンモナイトの古生態を理解する際に、頻繁にオウムガイの生態と比較されます。しかし、水深100~500 mほどの深い海に生息するオウムガイの生態には、まだ多くの謎が残っています。アンモナイトの古生態を詳細に理解するためにも、現在生きているオウムガイの生態をさらに詳しく調べる必要があります。私はおもにフィリピンの海に生息するオウムガイの生態の殻を用いて、現地での生態調査や各種の野外実験、地球化学的分析などを行っています。このような現生・化石生物の両面から研究を行っていることが特徴のひとつです。

現生オウムガイ類を用いた野外調査・室内実験にもとづいて、従来の研究では詳細に明らかにされていなかったアンモナイト類の古生態を、化石記録から読み取ることが可能になりました。これらの手法によって復元されたアンモナイト類の古生態や進化の様式は、今まで理解できなかったことも明らかにしつつあります。

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