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都市基盤学科・侭田卓磨さん

なぜ都市科学部(都市基盤学科)を選びましたか?

侭田卓磨さん

もともと道路や鉄道、さらには通信、物流といった社会インフラ全般に興味があり、将来的にはそれらのインフラ全体を考えられるような仕事に就きたいと考えていました。そして、大学ではインフラを専門にしたいと考えていました。社会インフラに関係する学問はほぼ全てといっても過言ではありませんが、その中でも特に人々の生活を根底から支えている土木分野を学びたいと思い、都市基盤学科を選びました。また、都市科学部1年目ということもあり、幅広い視野を持った学びを実践できることにも魅力を感じていました。

2年生春学期の時間割を教えてください。

1限 社会調査法 情報処理概論 測量学実習    
2限   建設材料とリサイクル 測量学実習 都市基盤英語 構造力学
3限 都市基盤解析論   関数論 測量学  
4限 土質力学   英語演習 倫理学 水理学
5限 シミュレーションのための情報リテラシー   GISによる地域解析概論 地域課題実習  

ある日のスケジュールを教えてください。

時間 スケジュール
7:00起床
8:00朝食
9:00 
10:00通学
11:00都市基盤英語
12:00昼食
13:00測量学
14:00 
15:00倫理学
16:00 
17:00地域課題実習

興味深かった授業を紹介してください!

今までで最も興味深かった授業は、小長井先生の地質リスクマネジメントです。この授業では、地形図の見方や岩石の分類の話から始まり、地震や火山が多い日本の成因や環太平洋造山帯、さらには中越地震や東京の地盤沈下の問題など、地質に関する様々な内容を紹介する授業でした。小長井先生は昨年度で退官されましたが、中学時代には地学部に所属していた私にとってはとても興味深かったです。特に、地質そのものについての説明だけでなく、防災の観点から地質を捉えることができ、理学のみならず工学としての視点を得ることができました。また、今まであまり考えてこなかった「防災」というキーワードに注目するきっかけにもなり、非常に印象に残っている授業です。

今学んでいることが自分の目標や将来に向けてどのように役に立ちそうですか?

現在は、今後土木技術者になるうえでの基礎的な学理を主に学んでいます。これは、今後土木分野で社会に貢献していくためには必須であり、それだけに非常に重視して勉強しています。また、社会インフラを統合的に考えていくためには、土木の領域では収まらない面も出てくると思っています。特に、土木は「工学の文系」とも言われており、それだけに“数”をメインで扱いながらも、社会について考えることが求められています。そのためにも、教養科目や英語科目といった専門外の分野も積極的に履修して関心を持つようにしています。実社会での技術の実装・橋渡しに貢献するための準備と思って、日々勉強しています。

あなたが取り組んでいる課外活動を紹介してください。

第14回神奈川産学チャレンジプログラムでの表彰式後

私は、地域課題実習という科目のプロジェクトの一つである「モビリティデザインの実践」において、「超高齢化社会におけるバスサービスの提案」を行っています。これは、横国の学部生・大学院生が関われるプロジェクトで、今回は学部1年から4年までの6人でバス会社に向けて提案を行います。超高齢化社会の到来は喫緊の課題ではあるものの、学生である私たちが高齢者のニーズについて考えることは正直なところかなり難しいです。また、メンバーが多かったため、提案内容の調整にも時間がかかりましたが、一定の方向性を出せたと思っています。現在は、プレゼンテーションに向けての最終調整を行っているところで、少しでも良い提案ができるように日々考えているところです。

受験生のみなさんへメッセージをお願いします!

都市基盤学科、都市科学部、そして横国には、やる気のある人が大いに学ぶことができる環境があります。受験生のみなさんは、第一志望合格に向けて日々勉強していると思いますが、当然辛いこともあると思います。合格という結果を出すのは並大抵のことではありませんが、一生懸命勉強したことは、今後の長い人生においてかけがえのない経験にもなります。ぜひ悔いのないように勉強して、合格を勝ち取ってください。応援しています!

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