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都市社会共生学科・井口愛彩さん

なぜ都市科学部(都市社会共生学科)を選びましたか?

井口愛彩さん

都市科学部は文理融合学部であるため、一方の偏った考えだけではなく幅広い考えを持つ方々と交流ができ、自分自身の狭い見識を広げられることに魅力を感じました。
専門として勉強したいことはメディアに関してですが、都市の変化が激しい今、地域を学ぶ授業が充実している都市科学部にて、横浜の未来を考察できることも楽しみです。
都市社会共生学科の4本柱である、世界の在り方、文化と人々のかかわり方、社会での人の在り方、文化それ自体など講義で学ぶ学問領域を中心に、多角的に日本をそして世界を考えていきたく思います。

1年生春学期の時間割を教えてください。

1限   フランス語実習1 文化人類学の考え方   フランス語実習1
2限   社会共生論講義 文化創成基礎論(第1ターム)/海外研究基礎論(第2ターム) 社会文化批評基礎論(第2ターム)  
3限 (Multicultural Conference C) 格差社会と社会的包摂講義 人文社会科学基礎演習(第1ターム) (ヨーロッパ近現代史) Multicultural Conference D
4限 自立英語     英語プレゼンテーション  
5限     社会学I    

興味深かった授業を紹介してください!

1年次春学期では、「社会共生論講義」と「格差社会と社会包摂講義」を特に興味深く思いました。

共生論では、日本社会においても差別による不利益を被る人々の存在を知ったことで、私自身の潜在的な差別意識に気づくことができました。格差社会の講義では、日本における貧富差の存在、貧困による社会的排除を知り、早期解決のため、自身のできることを考え顧みるきっかけとなり、社会的マイノリティに位置づけられた人々がそれを隠さなくていい、開かれた社会をつくるための考察と実行力の必要性を強く感じました。

あなたの将来の夢(卒業後の進路)を教えてください。

大学祭実行委員として初めての清陵祭

すべての子どもたちが、多くの本に触れ、魅惑の世界に浸ってもらう活動をしたく、出版社に勤務出来たらと考えております。

小さい頃から本にかかわる仕事をしたいと思ってきましたが、大学での講義から様々な社会問題を学んだり、子供の健康育成のための団体「てらこやみなとみらい」の一員として活動していく中で、子供を取り巻く社会問題の解決にも携わりたく思っています。

日本では貧困児童が 6人に 1人といわれるほど貧富の差が子供にも波及し、子供が受けられるサービスの差にもつながり、経済的・物理的な事情により読書の機会が限られ、本に接する機会が少ないという読書機会の格差があります。そういった現状を少しでも改善する力を持つために、多方面でのあらゆる活動に携わり自身の向上が必須であり重要なことと考えております。

あなたの海外留学(海外研修)の体験談を教えてください。

カナダ・アメリカSVで交流したUPEIの方々と

1年次夏休み、都市社会共生学科の長谷川教授が主催するカナダ・アメリカSV(ショートビジット)に参加しました。カナダのモントリオールとプリンスエドワード島、アメリカのニューオーリンズとラファイエットを訪れました。

名所を巡り、名物料理を味わい、そして、モントリオールのマギル大学では、現地の学生に日本文化に触れてもらうため、折り紙や書道をお教えしました。プリンスエドワード島大学では、プリンスエドワード島の経済を専門とした教授にモントリオールについてプレゼンテーションを行い、また教授のお宅に招かれ、多種の文化的背景を持つ、教授のご友人や各国からの教え子の方々との交流は、日本文化との共通点・相違点を多く発見するとても貴重な機会となりました。

自分の足で町を歩き、市民のマーケットで買い物をし、共に呼吸をすることによりはじめて、心が繋がる一歩となることを強く実感した大変意義のある 15日間でした。

受験生のみなさんへメッセージをお願いします!

常盤祭も近づき準備にも熱が入ります

受験生の皆さんは、自身を解放する機会の少ない日々をお送りかと思います。

それが辛く感じられるときには、入学してからの様々な新しい出会いを楽しみに勉強するのも良いと思います。深い教養をお持ちのユニークな先生方はもちろん、多種多様な友人・先輩方と様々な場面で出会うことができ、心地よい刺激が押し寄せてきます!

大学生活では、求めるものは手に入り、自分自身の行動で未来を切り拓いていくことができます。たくさんの夢をかなえるために、コツコツと目の前の課題をこなしていきましょう。常盤台キャンパスでお会いできるのを楽しみにしています。

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