都市基盤学科・T.Kさん
なぜ都市科学部(都市基盤学科)を選びましたか?

もともと建築に興味があり、都市科学部を受験しました。第二希望としていた都市基盤学科に合格したため、この学科に進学しました。都市基盤学科では、土木工学を様々な側面から把握する魅力的な講義が多く用意されています。都市基盤学科の一員として土木を勉強するうちに、そのスケールの大きさや社会的な役割などを知り、都市基盤学科で土木を深く学習したいと思うようになりました。土木という分野に出会えたことはかけがえのない喜びであり、現在は優れた土木技術者となるべく学びを深めています。
今年度春学期の時間割を教えてください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
1限 | 都市交通計画 | ||||
2限 | 社会科学概論A | 工業経営 | 構造動力学I | 海岸防災工学I | |
3限 | 地盤リスク工学I | 水理学演習 | 途上国における都市づくりI | 都市基盤計画演習 | |
4限 | 都市環境実験・演習A | 都市環境実験・演習B | 資源循環・廃棄物学I | ||
5限 | 都市環境実験・演習A | 都市環境実験・演習B |
ある日のスケジュールを教えてください。
時間 | スケジュール |
---|---|
7:00 | 家を出発 |
8:00 | |
9:00 | |
10:00 | 工業経営 |
11:00 | |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 水理学演習 |
14:00 | |
15:00 | 都市環境実験・演習A |
16:00 | |
17:00 | |
18:00 | 大学を出発 |
19:00 | |
20:00 | |
21:00 | 家に到着・夕食 |
22:00 |
興味深かった授業を紹介してください!
2年次秋学期の土木史と文明I・IIの講義です。講義を担当する細田暁先生は初回の授業から刺激的で、様々な印象深いメッセージを聞くことができます。
土木の分野を歴史という観点から学習する講義は、新鮮でかつ勉強になります。人類の発展には土木が深く関わっており、土木の歴史は人間の歴史に等しいことを学べる授業です。また講義を通じて、読書で教養を得ることの重要性を細田先生が説いてくださいます。私はこの講義以来、読書を習慣づけるようになり、現在では読書が 1つの趣味になりました。土木の捉え方だけでなく、普段の習慣さえも変わる熱血講義です。
今学んでいることが自分の目標や将来に向けてどのように役に立ちそうですか?
今学んでいることが自分の目標や将来に向けてどのように役に立ちそうですか?

電子情報工学棟の藤棚
都市科学部では 1年次に、社会基盤や建築、地球規模の観点や文化といった観点から都市の姿をとらえる機会が多くあります。その後、徐々に個々の専門分野を学習する授業が増えていきます。都市基盤学科の講義は構造系・計画系・地盤系など 5つの分野から構成されており、それぞれの領域で膨大な知見を得ることができます。このように、都市科学部では広い視野で物事を幅広く考察するための学びが用意されており、事象を多角的にとらえることが可能になります。これらは土木技術者として社会に貢献するために必要な能力であると考えています。
あなたが取り組んでいる課外活動を紹介してください。

学部 3年の夏季休暇中に、インターンシップに参加しました。インターンの実習先は建設コンサルタントの上下水道部です。
建設コンサルタントという業界に興味があり、知識や経験を得るために参加を決めました。実習では、実際に業務を体験して、建設コンサルタントの行う業務や果たしている社会的役割を知ることができました。入念な基礎調査など、多くの積み重ねで業務が成り立っていることが分かります。
また、インターンでは複数回、現地踏査に赴きました。現場を見学すると、改めて土木という分野のスケールの大きさを感じられます。実習では、企業の雰囲気や社員の方の働く様子を把握でき、将来の参考になりました。社会の一員として活動する経験は、目指すべき土木技術者の姿を考える機会となりました。
受験生のみなさんへメッセージをお願いします!

徳水園の円筒分水工
横浜国立大学都市科学部には、将来の課題を解決するにふさわしい、充実した学習環境があり、より実践的な勉強を思う存分楽しむことができます。この都市科学部は受験勉強後も学ぶ意欲のある貪欲な学生にぴったりの学部です。
受験生の皆さんは大変な思いをして日々勉強していると思います。都市科学部で楽しく学習する姿をイメージして、苦しい期間を乗り越えましょう!頑張ってください!