都市基盤学科・H.Tさん
なぜ都市科学部(都市基盤学科)を選びましたか?

幼いころより鉄道・交通の研究や街歩きを趣味としておりました。YNUでは都市科学部という文理融合型の学部が誕生し、また土木工学の分野では著名な先生方が多くいらっしゃるほか見学会や街歩き(サタデー・フィールド・トリップ)企画が盛んであるなど他大学にはない都市科学部という学部編成、都市基盤学科での企画が存在します。
このほか、はじめてキャンパスに来た時は緑が豊かで落ち着くことができる場所であると感じました。こうした魅力ある環境で学習したいと思い志望するに至りました。
2年秋学期の時間割を教えてください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1限 | 都市計画と交通 | ||||
2限 | 環境エネルギーシステム論I | 都市基盤 英語B |
都市水害 防災I |
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3限 | 都市基盤 材料複合力学 |
土木史と文明I | 国際理解 日韓関係論 |
構造力学IV | 水理学III |
4限 | 地震防災都市論I | 英語演習1-b | 土質力学III | ||
5限 |
ある日のスケジュールを教えてください。
時間 | スケジュール |
---|---|
5:45 | 起床 |
7:20 | アルバイト |
9:40 | 通学 |
10:30 | 環境エネルギーシステム論 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 土木史と文明 |
15:30 | 課題の整理・授業復習など |
17:30 | アルバイト |
22:00 | 帰宅 |
23:30 | 翌日の行程の確認や準備など |
24:00 | 就寝 |
あなたが選ぶ都市科学部のベストティーチャーを教えてください!
都市基盤学科には尊敬する先生がたくさんいらっしゃいます。その中で、おひとり挙げるとするならば細田暁先生です。一見するとただ怖い方だと思われるかもしれませんが、現代の日本が抱える問題の本質を暴き土木の必要性を我々に説いて下さるほか良書や先生の知識を紹介し自学自習のためのヒントを示してくださる、教育熱心な先生であられます。おもに「土木史と文明」という授業では日本が終わりに向かっており我々が当事者意識を持たねばならないと、すべての受講者に訴えかける名授業であります。都市基盤に進学しない方でも、一度は先生の授業を受けることを強くお勧めします。
また、個人的には後述の見学会の企画でいつもお世話になっておりますし、お会いすると気さくに話しかけてくださいます。先生の授業は夢ナビトークでも一部視聴できますので是非ご覧ください。
今学んでいることが自分の目標や将来に向けてどのように役に立ちそうですか?

大学生の特権(2019.9.12)@新十津川駅
都市基盤学科は土木の 5分野を網羅しています。土木のどの分野に進み就職するか決めかねておりますが、5分野とも基礎的なものから発展的なものまで学べるようになっており、どの分野に進んだとしても不自由ないのではと思います。
さらに、都市科学部という学部編成になったことで土木以外では自然環境や災害リスクなど土木に関連するが土木からはやや外側の学問も専門の先生に教わることができ、これらも現場に出たのちも重要な視点になってくると思います。
あなたが取り組んでいる課外活動を紹介してください。

@洞爺湖畔
先に挙げたように都市基盤学科の特徴は見学会の多さです。見学会は現場を見ることでどのような自然条件を克服したか・どのような目的で作られたかなどを学べるほか現場の方をお話しすることで自分の将来像も見えてきます。
大半の見学会は細田先生が企画してくださいますが、半年に一度学生が企画する宿泊を伴う見学会がありこの3回ほど企画に携わっています。自分が行きたい場所で行程を組み提案するとゴーサインが出て、現場の方に交渉します。1年生から修士の方まで希望したひとに参加してもらい多学年での交流の場でもあります。無事に行程を終えたときの満足感、たくさん勉強しいろんな人と交流できたときの達成感たるや言葉にできません。ほかの大学、学科にはないイベントだと思います。今後も企画の方、頑張りたいと思います。
受験生のみなさんへメッセージをお願いします!

橋は街のシンボルである(2019.8.28)@駒形橋
実は僕自身、高校生の頃なかなか進路が決められませんでした。ましてや、土木や都市という分野が学問として確立していることすら知りませんでした。実際、高校生で進路を決めるのは難しいことだと思います。いま、皆さんがこのページをご覧になっているのも何かの縁です。何かと忙しい高校生活とは思いますが、一度立ち止まって自分が何を勉強したいか考えてみてください。その際にこのページや都市基盤学科のHPは参考になると思います。もしこの都市基盤の分野が進路の選択肢の一つに入っているならば、こちらとしては幸いです。
さて土木はまさに国の根幹であります。土木に触れずに生きるなどあり得ません。見えない場所でインフラを整備し人々の生活に貢献する。自然の制約条件を克服し新しいインフラを作り上げる。面白いことだとは思いませんか?面白いと思った方は、ぜひ都市基盤学科にお越しください。
もう一度まとめると都市基盤学科の特徴は見学会の多さ、そして学生と先生方や学年を超えたつながりの強さです。やる気に満ちた先生方や先輩方、面白い先生方や先輩方がここにいます。皆様のお越しを心よりお持ちしております。