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都市社会共生学科・J.Hさん

なぜ都市科学部(都市社会共生学科)を選びましたか?

J.Hさん

高校生の頃、興味のある分野が多すぎて選べなかったときに、この学部を見つけたのがきっかけです。デザイン面で建築に携わりたいという漠然とした考えがあったのですが、自分は数学や物理など理系科目が得意ではなく、建築学科への進学は考えていませんでした。しかし、都市科学部は文理の学科がどちらも存在する学部ということを知り、授業によっては建築関係のことも学べるだろうと考え、都市社会共生学科を選びました。

総合型選抜で受験し、志望理由を考えるうちに、建築という単位から都市全体に視点を広げ、人間の営みに関する様々な事象を複眼的に学びたいと思うようになりました。横浜で生まれ育ったので、まずは地元をフィールドに都市に関する基礎知識を身につけてから、世界に目を向けていこうと思ったのも理由です。実家が大学まで自転車で通えるほどの距離なので、近いから志望校にしたの?とよく聞かれますが、そういうわけではないです(笑)。

1年生秋学期の時間割を教えてください。

1限   中国語実習     中国語実習
2限   地域連携と都市再生B【かながわ地域学】   社会分析基礎論  
3限   特別支援教育入門   都市社会学講義 都市社会基礎論
4限 英語LR 都市科学B/都市科学C   英語プレゼンテーション 都市共生論講義1
5限         危機管理学

ある日のスケジュールを教えてください。

時間 スケジュール
7:00 起床
8:00 朝食
9:00 授業
10:00授業
11:00授業
12:00昼食・友人と談笑
13:00図書館で課題
14:00図書館で課題
15:00授業
16:00 
17:00アルバイト
18:00アルバイト
19:00アルバイト
20:00帰宅・入浴
21:00夕食・家族と談笑
22:00課題
23:00就寝

興味深かった授業を紹介してください!

第1タームに履修した人文社会科学基礎演習です。一方的に知識を教わる他の授業と違い、学科内でグループ分けした少人数体制で行い、提示されたテーマについてみんなで議論したり、自分の興味のあること、考察したことを自由に論じたりしました。ゼミのような体制で講義を受けることができたのが新鮮で、学科内の同期とコミュニケーションがとりやすかったのも魅力でした。最終課題では興味のある社会問題を1つ選び、それをテーマにレポートを書きました。教授との面談もあり、アドバイスや新しい情報をいただきながら原稿の方針を定めていくことができたことも、とても勉強になりました。

この授業を通して、レポートの書き方の基礎や、文献や資料の取り扱いについても学ぶことができました。自分の考察プロセスや収集した情報を順序だててまとめる練習ができたので、その後の様々な講義で役立ちました。

橋をスケッチする授業で、みなとみらいのトラス橋を選びました

今学んでいることが自分の目標や将来に向けてどのように役に立ちそうですか?

都市社会共生学科では本当に多くのジャンルについて学ぶことができるため、大学に入ってから将来の目標がより明確になるかと思いきや、やってみたいことがさらに増えて迷っているのが現状です。

そんな中でも、様々な授業や課外活動に参加し、社会に対する多くの知識を得たことで、思考したことをちゃんと言語化する能力が身についてきました。特にこの学科の講義では、身の回りの環境から各国の状況まで、人々のおかれている環境をスケールの異なる視点から学ぶため、多角的に自分の状況を把握することができます。自分が知っているものだけが全ての世界ではないことを意識し、常に見えないところにまで想像力を働かせることが、多様性の実現や世界平和につながると思います。スキルアップとともにますます将来の選択肢が広がっていく感覚があるため、これからの自分の成長が楽しみです。

あなたが取り組んでいる課外活動を紹介してください。

サークルでは管弦楽団に所属しています。3歳からバイオリンを習っているのと、その教室の先輩も所属していたのがきっかけで入団しました。夏合宿や学祭のアンサンブル企画など仲を深められるイベントも多く、音楽を通じてコミュニケーションを取れるのが楽しいです。今は冬の定期演奏会に向けて練習を重ねています。

管弦楽団の夏合宿のセッティングの様子。6日間ずっと楽器を弾いていました

また、地域課題実習ではジビエ料理研究会に所属しています。農業において発生している獣害の対策や、駆除された動物の肉を有効活用する方法などを研究している団体です。工房や博物館など、実際に現地に赴くことで最前線の情報を得て、日本の食文化についても広く学ぶことができます。また学祭では、鹿肉を中心としたジビエ料理を考案し、出品しています。狩猟肉と聞くと抵抗感がある人もいるかもしれませんが、調理法によってはくせを感じずに食べられるものも多いです。食卓に並ぶ食材にありがたみを感じるようになりました。

ジビエ料理研究会が学祭で出品したトルティーヤ

受験生のみなさんへメッセージをお願いします!

勉強を通じて毎日ひたすら自分と向き合う中で、不安を感じている方も多いと思います。家族や先生など周りの信頼できる人に相談したり、根を詰めすぎないようにたまに息抜きしたりして、ペースを維持していきましょう。

横国は、思い描いたこと、やりたいことが実現できる環境が整っています。他人と比較せず、自分が今できること、これからやりたいことを考えて、頑張ってください。

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