建築学科・G.Hさん
なぜ都市科学部(建築学科)を選びましたか?

建築に興味があったため、建築学を学ぶことができる大学について調べていたところ横浜国立大学の建築学科を知り、大学のホームページを見た際に建築学科が都市科学部に所属していると知りました。入学後に都市科学部が文理融合の学部だと知り、入学当初はあまりその利点を感じていませんでしたが、徐々に建築について学ぶにつれて、分野問わず総合的な学びが必要不可欠だということを実感したので、結果的に都市科学部に属する建築学科を持つ本校に進学できたことに改めてありがたみを痛感しました。
また、本校の建築学科は都市スケールの建築について学ぶ機会が多く、他にはない規模の大きな建築について学ぶことができるのも都市科学部であることの利点だと感じました。建築においてはもちろんのこと、建築以外のことも幅広く学びを得られ自分の興味を引き出してくれることこそが都市科学部がもつ最大の特長であると思います。
1年生秋学期の時間割を教えてください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1限 | 微分方程式Ⅰ | 身体と空間のデザイン | イスパニア語 | ||
2限 | アートマネジメント | 建築構法Ⅰ・Ⅱ | 身体と空間のデザイン | 図学Ⅱ | |
3限 | 英語LR | 英語ライティング | 都市社会基礎論 | ||
4限 | 都市科学B | 建築構造解析Ⅰ・演習 | 版で思考する―現代版画― | Prospects of Mech | |
5限 | 絵画・彫塑・基礎デザインⅢ | 建築構造解析Ⅰ・演習 | 音楽と自然 | ||
6限 | 海洋工学と社会 | 絵画・彫塑・基礎デザインⅢ | 絵画・彫塑・基礎デザインⅢ |
興味深かった授業を紹介してください!
春学期に受講した建築学概論・演習という授業です。建築学科の必修の授業で、前半は建築の各分野の先生方による講義を受けたり、受講者全員でMOOMと呼ばれる仮設構造物を組み立てたりします。横国の建築学科の大学院、Y-GSAの先輩方に教わりながら制作し、先輩方の偉大さを実感した講義でした。また、入学して間もない時期の授業なので、話したことのない子と話す機会にもなりとても楽しい思い出になりました。後半はグループに分かれて自主研究を行い、最終日に発表をします。私は「欲しい場を自分でつくる――キャンパスライフを豊かにするリノベーション――」という研究グループを選び、大学内でのリノベーションを考えることを通して提案の方法やプレゼンのコツについて学びました。建築において自分の提案を自分の言葉で伝えることは非常に重要なので、今後の勉強に存分に活かすことのできる、今までで一番実りのある授業でした。

今学んでいることが自分の目標や将来に向けてどのように役に立ちそうですか?
自分自身将来の進路をまだ明確に決められていませんが、建築業界に入りたいと考えているので今学んでいることは間違いなく将来に結び付くと思います。一般教養科目と呼ばれる授業は自分の興味のあるものを選ぶことができるため、学科の勉強に全く関係のないものでも好きな講義を受けることができます。自分は美術に興味があるので、「色彩論」や「アートマネジメント」などの講義を選びました。様々な授業を受ける中で、別の授業で学んだこととの繋がりが生まれ理解が深まったり新たな発見があったりするため、自分の興味が掻き立てられて世界が広がっていく感覚を味わうことができ今までは感じたことのない勉強の楽しさを感じることができます。まずは広く浅く、その後興味を持った分野を深掘りする時間が大学にはあるので、たくさんの知識を蓄えて将来に活かしたいと思います。
あなたが取り組んでいる課外活動を紹介してください。
私は体育会サッカー部に所属しています。自分自身小中高とサッカーに取り組んでおり、大学生活が本気でスポーツに取り組む最後の機会だと思い入部の決意を決めました。高校でのサッカー部を引退してから一年半が経過していたこともあり、初めは練習についていくことで精一杯でしたが、徐々に感覚を取り戻し仲間と切磋琢磨しながら練習に励んでいます。練習は朝練が大半を占めており、自由な時間が多い大学生活において生活リズムの整った充実した生活を送ることができ、志の高い最高の仲間たちに囲まれて存分に楽しんでいます。2年生から設計課題が始まることもあり部活動との両立が難しくなってくると思いますが、悔いなく終われるよう今自分にできる最大限を尽くして有意義な時間を過ごしていきたいと思います。横国にはたくさんの部活動やサークル、また都市科学部には地域課題実習と呼ばれる地域密着型校外活動など、学部の枠を超えた魅力的な課外活動であふれているので期待以上の大学生活を送ることができると思います。
受験生のみなさんへメッセージをお願いします!
私は現役の時、受けた大学は本校ではありませんがわずかに点数が足らず浪人することを決めました。そこから志望校を上げて本校を志望し、友人たちと志高く勉強に励みました。二次試験当日は問題に圧倒され諦めかけそうになりましたが、自分の努力を信じて最後まで粘り続けた結果、ギリギリで合格することができました。サボってしまう日があっても構いません。体調を第一に無理はせず、最後まで信じ続けて努力し続けることが一番の近道だと思っています。周りの人への感謝の気持ちを忘れず、受験勉強に取り組んでいるかけがえのない「今」を大事にしてください。自分から偉そうなことは言えませんが、心の底から応援しています。頑張ってください!!
